column

コラム

YouTubeの企画を戦略的に作る方法とは?ポイントを抑えて徹底解説!

YouTubeチャンネルの運用において「動画の企画」をしっかり決めることは、とても重要になってきます。

動画投稿を続けていても、登録者数や再生回数が伸び悩んでいる人は、この「企画」をおろそかにしていることが多いでしょう。

この記事では、YouTube動画の企画を戦略的に作る方法を解説していきます。

ぜひYouTubeチャンネルの運用に役立ててください。

YouTube動画の企画を考える際に考慮すべき点

YouTube動画の企画を考える際に重要な点は、下記の5つになります。

  • ターゲットオーディエンスを決定する
  • トレンドや競合他社の分析
  • テーマの設定とコンセプトの考案
  • コンテンツの作成方法を検討する
  • スケジュールの作成と運用管理

この5つを抑えておけば、動画の企画をしっかりと決めることができます。

それでは各項目を詳しく解説していきます。

ターゲットオーディエンスを決定する

「ターゲットオーディエンス」とは、自社の動画を視聴してほしいユーザーのことを指します。

「年齢・性別・学歴・収入・購買行動」など、細かな人物像を設定することで、ターゲットオーディエンスを決定できます。

これを決めることで、狙ったユーザーの心に刺さる動画を作ることができるのです。

投資、副業、アウトドア、ギター、など動画ジャンルはさまざまですが、まずはどのジャンルの動画なのか把握します。

その中で、「どんな人に視聴してほしいのか」という動画の方向性を決めます。

例えば、初心者なのか、それとも未経験者に向けてなのか。

このように、大きな方向性から細かく人物像を絞っていけば、ターゲットオーディエンスを設定できます。

細かな設定は、ネットやSNSなどでジャンルの年齢層や職業をリサーチしたり、yahoo知恵袋などで「悩み」からリサーチする方法があります。

リサーチした情報を元に、ターゲットオーディエンスの精度を上げてみてください。

トレンドや競合他社の分析

トレンドの分析も動画の企画を考える上で重要なポイントです。

トレンドに合わせた企画ならば、トレンドの知名度によって動画投稿した初期から伸びる可能性が高くなります。

トレンドはyahooニュースやSNSの伸びているハッシュタグなどを参考に分析しましょう。

さらに、自社YouTubeチャンネルと同じジャンルの競合他社を分析することも有効です。

同じジャンル内でも「どんな内容の動画が伸びているのか」分析することで、企画の参考にすることができます。

テーマの設定とコンセプトの考案

ここまで企画の方向性が決まったら、次に「テーマ」を設定していきます。

ターゲットオーディエンスとトレンドの分析を参考に、どんな内容のコンテンツにしていくか考えます。

この時に「コンセプト」の考案もしておきましょう。

コンセプトとは「誰に、何を、どのように伝えるのか」を設定します。

「誰に」の部分はターゲットオーディエンスで設定した人物像。

そのターゲットに対して「何を、どのように伝えるのか」を決定していきます。

分析したデータやコンセプトを参考に、コンテンツ内容の大枠として、テーマを設定してください。

コンテンツの制作方法を検討する

コンテンツ内容の大枠が決まったら、細かな作成方法を検討します。

まずは企画の進め方を決め、それに必要な工程を洗い出します。

コンテンツの作成工程が決定したら準備に入ります。

撮影機材の準備、撮影場所・方法、編集方法など、細かく決めて準備していきましょう。

コンテンツ作成をスムーズに進められれば、トレンドを逃すことなくコンテンツを公開できます。

スケジュールの作成と運用管理

コンテンツの作成方法が決まれば、次に「スケジュール」を作ります。

撮影日時や編集期間など、スケジュールを決めておくことで、さらにコンテンツ作成のスピードを上げることができます。

コンテンツ公開までの期間短縮はトレンドに乗るためには重要なポイントになります。

特に旬な企画の場合は、コンテンツ作成の期間を意識しましょう。

さらにスケジュールを一度作っておけば、次のコンテンツ作成期間の目安にもなります。

YouTubeチャンネルの運用をスムーズに行うためにも「スケジュール」は作成しておきましょう。

YouTubeで人気のある企画の例

YouTubeで人気のある企画コンテンツをいくつか紹介します。

定番の人気企画を参考に、自社YouTubeチャンネルの企画作りに活かしてください。

チャレンジ系企画(早食い・スポーツなど)

人気の早食いジャンルの中でもおすすめなのが「激辛系」の早食い。

このジャンルは大盛りや早食いのレベルは関係なく、演者の「リアクション」が面白くて人気があります。

さらに、コンビニなどで期間限定で販売される激辛食品などを使えば、トレンドの効果も得られます。

誰でも手軽にコンテンツにできる、おすすめの企画です。

バスケやサッカーなどのスポーツでは「連続◯回チャレンジ」が鉄板です。

3ポイントシュートやリフティングを目標回数まで成功させるチャレンジ系企画が人気です。

ただし、企画のインパクトや演者のスキルによって、コンテンツの「伸び」が大幅に変わってきます。

スポーツに自信がある場合は視野に入れておくといいです。

バラエティ系企画(クイズ・ゲームなど)

バラエティ系の企画で人気なジャンルが「クイズ」です。

オリジナリティのある「YouTubeチャンネル独自のクイズ」が特に人気があり、動画も伸びる傾向にあります。

他にも、「笑ってはいけない〇〇」や「英語禁止〇〇」などのゲーム企画も人気です。

ただし、面白さはチャンネルや演者の認知度に依存するので、自社チャンネルの認知度を上げる必要があります。

メイク・ファッション系企画(着こなし・アイテムの紹介など)

ファッション系企画では「ユニクロのおすすめコーデ」や「1万円コーデ」などの着こなしを紹介するコンテンツが人気です。

誰でも実践できる、チェーン店の安価な商品の紹介がおすすめ。

組み合わせ方や色のチョイスなどの解説は、視聴者にとって参考になるので、コンテンツも伸びるでしょう。

ファッション系はシーズンごとに新作が出るため、トレンドも狙いやすくおすすめの企画です。

メイク系では「アイテム紹介」も人気企画です。

こちらもファッション系と同じく、安価な商品の方がコンテンツの伸びがいいです。

100均アイテムのレビューやメイク方法など、有益な情報を盛り込んだ企画がいいでしょう。

料理系企画

料理系では「簡単レシピ」の企画コンテンツが人気。

「5分で完成」「レンジだけでOK」「まな板を使わない」など、手間なく簡単なレシピ紹介が特に伸びています。

他にもカップラーメンやコンビニ商品の「アレンジ飯」なども人気で、誰でも実践できる企画がおすすめです。

少し特殊なコンテンツだと、たこ焼きやお好み焼きなどの「屋台の調理風景」を流すだけの動画も人気があります。

素人には出来ないベテランの手さばきは見ていて気持ちがよく、つい見入ってしまいます。

コンテンツ作成も撮影許可を得るだけで、あとは調理中を撮影するだけ。

魅力的な屋台などがあれば、おすすめできる企画です。

ペット系企画

可愛く癒やされる「ペット」は需要もあり人気なジャンルです。

「ペットの日常」や「かわいい場面特集」など、ペットと過ごす日常を撮影するだけのコンテンツは定番の人気。

ペットを飼っていれば、必ずやっておきたい企画でもあります。

他には「しつけの仕方」「飼育方法」「おすすめペット」などのハウツーコンテンツも人気があります。

ペット自体に需要があり、色々な企画を試せるジャンルなので、ペットを飼っている人にはおすすめの企画です。