【初心者ガイド】YouTubeチャンネルの作成から設定までの詳細解説
YouTubeは日本だけでなく、世界中で利用者数が増加し、さまざまな情報やエンターテインメントが発信されている世界最大の動画共有プラットフォームです。
本記事では、YouTubeチャンネル開設のメリットやチャンネル開設方法、動画のアップロード方法など基本的な手順とポイントについて解説します。
これからYouTubeの世界に足を踏み入れる初心者向けの記事になっていますので、気になる方は、最後までお読みください。
YouTubeチャンネル開設の基本的なメリット
YouTubeチャンネルを開設することで、さまざまなメリットがあります。個人やビジネスにおいて、プラスになる要素が多く含まれています。
①視聴者とのコミュニケーションの機会が増える
YouTubeを通じて動画コンテンツを発信することで、視聴者とコミュニケーションをとる機会を増やすことができます。また、コメントへの反応・返信をする、ライブ配信を行い、リアルタイムで視聴者と交流することもできるので、応援してくれるファンの獲得が期待できます。
②知名度の向上・個人のブランディング
世界中で多くの人が利用しているYouTube。多くの人に見てもらえる動画を作成して視聴者に届ければ、自分のチャンネルを通じて知名度を向上させることができます。さらに、自分のスキルや専門知識を動画内で発揮することで、個人のブランディングにも繋がります。
③広告収益に繋がる
パートナーシッププログラムに参加することで、広告収入を得ることが可能になります。パートナーシッププログラムの参加には条件がありますが、条件をクリアすれば動画に対する報酬を得ることが可能になります。
【YouTubeパートナープログラムの条件】
チャンネル登録者数1,000人+直近12か月の有効な公開動画の総再生数4,000時間 |
または、
チャンネル登録者数1,000人+直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数1,000万回 |
④コンテンツ形式が多くありアプローチの幅が広がる
YouTubeでは、動画コンテンツだけでなく、ショート動画やライブ配信、プレミア公開、シリーズ化などさまざまなコンテンツ形式があります。視聴者に合わせた多様なアプローチができ、視聴者にとって見やすい環境が豊富です。
YouTubeチャンネル開設の手順
YouTubeチャンネルを開設する手順は初めての方にとっては一見複雑に感じられるかもしれません。しかし、1個ずつステップを踏みながら進めることで、簡単に開設することができますよ。
以下に、YouTubeチャンネル開設の基本的な手順をまとめました。
Googleアカウントの作成
YouTubeを利用するには、Googleアカウントが必要になります。既にアカウントを持っている場合は、そのまま進めますが、持っていない場合は、Googleアカウントを作成する必要があります。
【Googleアカウントの作成方法】
- Googleアカウントの種類を選択(自分用・ビジネス管理用)
- Googleアカウントログインページに入り、アカウント作成をクリック
- 名前・ユーザー名・パスワードを入力
- 電話番号を追加
- 完了
Googleアカウントを作成すると、さまざまなGoogleサービスの利用が可能になります。
YouTubeチャンネルの開設
YouTubeのチャンネルを開設するためには、以下のステップを踏む必要があります。
それほど難しい手順ではないので、以下を参考に作成してください。
【YouTubeチャンネル開設の手順】
- パソコン、スマートフォンでYouTubeにログイン
- プロフィール写真をクリックすると「チャンネル作成」が出るのでクリック
- チャンネル名を設定
- 完了
YouTubeでチャンネルを開設する際は、「デフォルトアカウント(Googleアカウント名で作られるチャンネル)」と「ブランドアカウント(アカウント名とは違う独自のチャンネル)」を作ることができます。
ブランドアカウントの場合、複数人でチャンネルの管理が可能になるため、運営がしやすくなるメリットがあります。
チャンネル名の選定と基本情報の入力
YouTubeのチャンネル名は、チャンネルの看板のようなもの。適切な名前を選ぶ必要があります。
チャンネル登録者数にも大きく関わってくる重要な要素のため、ターゲット層に刺さりそうな名前にするのがおすすめ。
また、他のYouTuberと名前が被っていないかの確認も必須です。似たような名前、同じ名前ではなく、オリジナルの名前を設定したほうがいいでしょう。
検索に引っかかりやすい名前にするのもおすすめです。キーワード検索に出やすい名前は、視聴者に見てもらう機会を作ることができ、そこで興味を持ってもらえれば、別の動画も見てくれる可能性があがります。
最後に、実際に文字にしてみる、声出してみるを実践してください。違和感がある場合は違う名前も候補に出して考えてみましょう。
基本情報の入力は、YouTube studioにログインすることで設定が可能になります。
- チャンネル名
- チャンネルの説明
- リンクの追加
- 連絡先
の設定が可能なので行っておきましょう。ビジネスでYouTubeを利用する場合は、リンクの追加(各SNSやブランドサイトのリンク)を必ずするようにしてください。
プロフィール画像とチャンネルアートの設定
視聴者はチャンネル名だけでなく、プロフィール写真を確認して他チャンネルと差別するため、こちらも重要な要素です。
画質が良く見やすいもの、他のチャンネルと被っていない画像を利用するといいでしょう。
また、チャンネル画像を頻繁に変えるのはおすすめしません。視聴者の離脱にもつながるので注意してください。
プロフィール写真を設定する際に、バナー画像も設定しましょう。
チャンネル上部に横長で表示される画像で、チャンネル名やロゴ、チャンネルを表す画像を表示するのが一般的です。
【画像サイズ】
- パソコンサイズ→2560×423px
- タブレットサイズ→1855×423px
- スマートフォンサイズ→1546×423px
- テレビサイズ→2560×1440px
さまざまなデバイスで視聴可能なYouTubeは、表示される画面の大きさで、画像が見切れてしまう可能性があります。
そのため、スマートフォンサイズ(1546×423px)内にロゴやチャンネル名を含ませるように注意しましょう。
詳細設定のカスタマイズ
YouTube Studioにログインし詳細設定をカスタマイズしましょう。
詳細設定では、子供向け設定や登録者数の表示の有無、アカウントの管理や削除、チャンネルの詳細設定を設定することができます。
チャンネルの説明とキーワードの設定
チャンネルの説明文(概要欄)は、チャンネルの情報を文章で伝える手段です。SEO対策のためにもキーワードを入れながら、チャンネルについての説明をしましょう。
また、キーワード設定は、YouTube Studioの基本情報より設定が可能です。チャンネルに関連するキーワードを選び、発信するジャンルを入力しましょう。キーワードの設定により、検索エンジンでの表示頻度が向上します。
リンクと連絡先情報の追加
視聴者とのコミュニケーションを強化するために、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSリンクを追加しておきましょう。
また、メールアドレスを追加しておくことで、ビジネス関係の問い合わせがあるかもしれません。忘れずに設定しておきましょう。
プライバシー設定とセキュリティ
チャンネルのセキュリティを確保するためには、プライバシー設定を確認してください。チャンネル・動画の公開・非公開の設定を行うことができます。
またセキュリティ対策として、アクティビティをオフにしておくこともおすすめです。
YouTube動画のアップロードと基本編集
チャンネルの設定をしたら、YouTube動画のアップロードをしてみましょう!
- 動画アップロードの基本手順
- タイトル・説明文(概要欄)・タグの設定
について解説します。
動画アップロードの基本手順
YouTubeチャンネルに動画をアップロードする手順は簡単です。
- YouTube Studioにログイン
- 画面右上の作成をクリックし、「動画をアップロード」を選択
この手順でアップロードは完了します。一度に最大で15本の動画をアップロードできます。
アカウント承認がされていないと15分までの動画しかアップロードできないので、注意してください。
タイトル、説明文、タグの設定
アップロードが完了したら、公開前の設定を行います。サムネイルは、動画の“顔”です。クリックしたくなるようなサムネイルに設定しましょう。
タイトルは、キーワードを含めて短くまとめるようにしてください。28文字以内のタイトルが理想です。
説明文は、半角5,000文字、全角2,500文字の制限があります。キーワードを含ませながら、動画の説明をここで行いましょう。冒頭の3行までしか表示されないので、3行に見たくなる文章を記載するのがおすすめです。
タグの設定は、検索結果に表示されやすくするために行います。SEO対策にも繋がるため、関連するキーワードを入れておきましょう。
まとめ
初心者向けのチャンネル開設のプロセスをまとめました。効果的に設定するためには、一つ一つの工程を理解する必要がありますが、丁寧に行うことで情報をより多くの人に届けることができます。
この記事を参考にチャンネルを開設し、YouTuberになるべく第一歩を踏み出してください。