【公式】YouTubeで注目を集める!初心者でもできる動画の作り方と基本的な考え方
YouTubeは、世界中のクリエイターがさまざまな動画を発信する場として広がり、視聴者とのコミュニケーションをとる場としても注目されています。
しかし、YouTubeで注目を集めるためには、動画をアップロードするだけでは不十分です。YouTubeの仕組みを理解し、視聴者の心理を考える。さらに、最後まで視聴したくなるような動画作りが重要になってきます。
この記事では、初心者でもできる動画の制作方法や成功するための基本的な考え方をお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。
YouTube動画制作の基本
YouTubeは、世界で25.14億人以上のユーザーが利用するプラットフォーム。クリエイターの数も多く日々動画がアップロードされています。
そんなライバルの多いYouTubeで成功するためには、“動画制作の基本”を理解することが必要不可欠です。
- YouTubeで成功する動画の特徴
- 動画制作のプロセス外観
に着目し、初心者でもできる基本的な動画の制作ポイントを解説していきます。
YouTubeで成功する動画の特徴
YouTubeで再生回数が伸びており成功しているクリエイターの動画には、いくつかの特徴があります。
まず最初に知っておきたいのが、サムネイルとタイトルの重要性。視聴者はサムネを見た第一印象で動画を視聴するか決めるのがほとんどです。そのため、視聴者の興味を惹くサムネ作りが大事です。また、タイトルもインパクトのあるものにするといいでしょう。
そして、視聴者のニーズに対応した価値のある動画提供。ターゲット層を分析して明確なコンセプトとテーマのある動画制作をするのが大事です。
動画は適切な長さで構成し、10分~20分ほどにまとめるのがおすすめ。途中で視聴を辞められてしまわないように、映像や音質にこだわりクオリティの高い動画制作を心掛けましょう。
動画制作のプロセス概観
YouTubeにアップロードするための動画制作のプロセスの概観を説明します。
- 企画(アイデアの構築&計画)
- スクリプトの制作(アイデアを基に流れを明確にする)
- 撮影開始(音声や映像を確認しながらが◎)
- 編集開始(編集ソフトを使いカット作業、エフェクト、テロップなどを追加)
- 動画のチェック(クオリティチェックを行い必要に応じて修正をする)
- アップロードして公開(サムネイル、タイトル、説明文などを入れる)
以上が基本的なプロセスです。
アップロード方法、公開方法は以下の記事に詳しく記載しています。
▶YouTubeに動画を公開する方法!動画編集から一挙ご紹介
YouTubeコンテンツのターゲット設定とテーマ決め
YouTubeで多くの人から見られる動画を作るためには、明確なターゲットの設定とテーマの選定が必要不可欠。
- ターゲットオーディエンスの特定
- コンテンツのテーマや形式の選定
視聴者の関心を引き、動画コンテンツに一貫性を持たせることが重要です。
ターゲットオーディエンスの特定
まずは誰に向けて動画を制作するかを、明確にしていきましょう。ターゲット視聴者を決めて、視聴者層に合わせた動画作りが肝心です。
視聴者の年齢層や性別、地域など特定の要素を考慮して対象となるオーディエンスを設定しましょう。合わせてよく視聴している競合チャンネルも調べておく必要があります。
コンテンツのテーマや形式の選定
ターゲット視聴者を特定し、競合チャンネルの調査が終わったら、ターゲットの好みに合う興味を持ちそうなテーマを選びます。
ある程度自分のチャンネルに動画を公開してある状態であれば、アナリティクスを活用し、どのテーマの動画が視聴者に好まれているかの確認が可能です。
旬のテーマが好まれることが多いので、自分の属するジャンルのトレンドは常に把握しておくといいでしょう。
スクリプトとストーリーボードの作成
続いて、スクリプト(動画制作の流れや詳細の記録)とストーリーボード(動画の視覚的なアウトライン)を作成します。
よりクオリティの高い動画を作るためには重要なポイントなので、覚えておきましょう。
効果的なスクリプトの書き方
いざ、撮影となったときスクリプトがないと撮影に時間がかかり過ぎてしまったり、一番伝えたいことを伝えられない、なんてこともあります。
そうならないために、伝えたい情報、メッセージを列挙して結びつけながら書くのがおすすめです。また、各セクションで伝えるべき情報を整理すると視聴者に分かりやすく伝わるでしょう。
ストーリーボードによるビジュアル化の重要性
ストーリーボードは動画制作を計画し、構造化する不可欠なツールです。
ビジュアル化により構成の明確さや一貫性が確保され、制作プロセスがスムーズに進みます。さらに、視聴者へのメッセージ伝達が効果的に行われるのでとても重要な要素です。
動画制作における映像と音声の調整
YouTubeにアップロードする動画は、映像と音声がきれいな状態であることが望ましいです。
- 初心者向けの編集ソフトの選び方
- 効果的なカット、トランジション、BGMの選択
について解説していきます。
初心者向けの編集ソフトの選び方
基本的に有料の物が多い編集ソフトですが、いざ使ってみると使い方が分からないというのはよくあることです。
まずは編集するパソコンのOSからチェックしましょう。Windowsで編集するか、Macで編集するかで対応しているソフトを選ぶ必要があります。
また、ソフトの価格と機能も大事。使いたい機能が揃っていないのに選んでしまうと後悔してしまうので、必要な機能が全て揃っているかは必ず確認し、価格も比較しましょう。利用者のレビューを参考にすると分かりやすいですよ。
ソフトによっては無料版の提供もあるので、まずは無料版をお試しで使うのがおすすめです。
効果的なカット、トランジション、BGMの選択
撮影した内容をそのまま動画にするだけでは、視聴者に上手く情報を伝えることができません。編集をしてまとめる必要があります。
動画編集で良く使われるのが、「カット」「トランジション(エフェクト)」「BGM」です。
カットは、いらない部分を省き繋げることで情報をスムーズに伝えることができます。トランジションは、カットした部分を違和感なく繋ぎ合わせる役割があり、きれいな移り変わりを演出します。
そして、BGMには動画の雰囲気を良くするだけでなく、動画内の雑音を削除するという役割もあります。
雑音が多くある動画を見ようとする人はいません。映像と音声の調節を上手く行うことにより最後まで見てもらえる動画を作ることができます。
動画のアップロードとメタデータの最適化
YouTubeへの動画アップロード手順
YouTubeへの動画アップロードの手順は以下の通りです。
- ①YouTubeStudioにログイン
- ②画面右上にある「作成」をクリックして「動画をアップロード」を選択
- ③ファイルを選択(最大15本の動画アップロードが可能)
この手順はパソコンでのアップロード方法ですが、スマートフォンから行う場合でも手順は変わりません。
タイトル、説明文、タグの重要性と最適な書き方
動画をアップロードし公開する際に、サムネイル、タイトル、説明文、タグの設定を行います。
サムネイルは動画の顔であり、視聴者が一番初めに見る部分。テキストを入れるなどして見たくなる画像にしてください。
またタイトルは、KWを左側に設置し、魅力的でインパクトのあるタイトルが好ましいです。
説明文は動画の大まかな内容を文章にして記載。SEO対策として、KWも盛り込みましょう。
タグは、動画のジャンルや内容をYouTube側に教える役目があります。検索結果や関連動画に表示されやすくなるメリットがあるので、3~5個程の適切なものを選び設定しましょう。
プロモーションとエンゲージメントの促進
YouTubeで成功したいのであれば、動画の公開だけで終わってはいけません。
- 動画の宣伝方法とソーシャルメディアの活用
- コメントやいいねの促進、コミュニティの構築
多くの人に見てもらうにはこれらの対策が必要となります。
動画の宣伝方法とソーシャルメディアの活用
動画が公開されたら、宣伝を行い多くの人に知らせましょう。その時に動画の概要とサムネイルを載せると「どのような内容の動画」なのか視聴者が分かりやすいです。
宣伝にはソーシャルメディア(FacebookやX、InstagramなどのSNS)の活用がおすすめ。動画のリンクをシェアして、ハッシュタグなどを用いて幅広い層にアプローチをかけましょう。
コメントやいいね!の促進、コミュニティの構築
動画に寄せられたコメントには、なるべく目を通してください。視聴者からのフィードバックに成功のヒントが隠されているかもしれません。また、コメントに反応してコミュニケーションを取るようにしましょう。
動画の最後に「コメントといいねをお願いします」と促進することも忘れてはいけません。
成功に向けたYouTube動画制作の道
一貫した品質の動画を作ること、動画ジャンルを維持すること、定期的に動画をアップロードすることが、成功への道です。
一貫した品質とスタイルの維持
動画の品質を保つために、動画スクリプトを毎回作成し、より高度な編集や音声のクオリティに注意して動画を作ることが大切です。
サムネイルや自身のロゴ、編集スタイルに一貫性を持たせることで、視聴者はチャンネルを識別しやすくなるため、毎回変えずに同じようなスタイルを貫くようにするのが成功への近道です。
定期的な制作とアップロードの習慣化
更新が不定期では、いつ動画が公開されるか分からないため、視聴者が離れやすいです。更新する曜日や時間を決めて伝えておくことが重要です。
また、動画はすぐに公開できるものではありません。特に初心者の方は、撮影から編集まで行うとある程度の時間が必要となります。決まった日時に動画を公開すると決めたら、スケジュールを組み、余裕を持って動画制作をするといいでしょう。