【公式】初心者向け完全ガイド!YouTube Liveのやり方を徹底解説!
子供から大人まで多くの人に親しまれているYouTube。2007年に日本語版のサービスが開始して以来、人気が広まり、今では知らない人の方が少ない世界最大の動画共有サービスです。
動画投稿だけでなくライブ配信では、世界中のクリエイターと視聴者が繋がることができ、リアルタイムでコミュニケーションをとることができる素晴らしいプラットフォームです。
この記事では、YouTube Liveの基本から応用まで、初心者の方でもスムーズにライブ配信をするためのガイドを解説します。
ぜひ参考にしてください。
YouTube Liveの基本知識について
まずは、YouTube Liveについて理解をして、基本的な知識を覚えましょう。
- YouTube Liveの概要とライブ配信のメリット
- ライブ配信がもたらす視聴者との直接的なエンゲージメント
について解説します。
YouTube Liveの概要とライブ配信のメリット
YouTubeLive配信は、ゲーム実況や音楽関係のライブ配信、セミナーなどに使われることが多いです。
YouTube Liveは、テレビの生放送と同じような感覚で視聴することができ、情報をリアルタイムにキャッチできるメリットがあります。
配信者もコメントなどで視聴者との対話が実現するので、ダイレクトなやりとりが可能であり、コミュニティを築く手段として有効です。
ライブ配信がもたらす視聴者との直接的なエンゲージメント
YouTube Liveは、通常の動画では得られない視聴者との即時な反応やコメントを受けることができます。
これにより、視聴者とのコミュニケーションが深まり、コンテンツのクオリティ向上に繋がります。
ライブ配信のための事前準備
YouTube Liveを行うには、事前に準備をしておく必要があります。
- YouTubeチャンネルの設定とライブ配信の要件
- 必要な機材とソフトウェアの選定
など、要件についてまとめます。
スムーズにライブ配信を終えるためにも、準備をしっかりと行い、後悔のないライブ配信にしましょう。
YouTubeチャンネルの設定とライブ配信の要件
YouTubeでライブ配信をするためには、いくつかのステップを踏む必要があります。
YouTubeのライブ配信を行うには、配信の条件を満たしていないといけません。以下が条件です。
【条件】確認済みのアカウントであるライブ配信が有効になっているアカウントである過去90日間にライブ配信に関する制限を受けていない 【モバイル配信の場合の追加条件】チャンネル登録者数が50人以上iOS8・Android5.0以降のデバイスである |
【YouTubeアカウントの確認をする理由】チャンネルの確認を行うためには、電話番号が必要になります。確認されたアカウントは以下の機能が利用可能です。 15分を超える動画のアップロードカスタムサムネイルの追加ライブ配信Content IDの申し立てに対する再審査請求 |
必要な機材とソフトウェアの選定
続いて、YouTubeライブ配信に必要な機材を解説します。
ネット回線
ネット回線がなければ、配信をすることができません。無線LANだと環境の影響を受けやすいので、有線がおすすめです。
配信用の端末
配信には、パソコンやスマートフォン、タブレットが必要になります。
カメラが内蔵している端末、もしくは、WEBカメラ、外付けマイクを用意しておきましょう。
環境作り
ライブ配信のための環境づくりも必要です。明るく見やすい映像を提供するために、照明の工夫にこだわり、背景も配信者の顔が分かりやすいよう、シンプルなものを選ぶといいでしょう。
窓際などで外が見える場所での配信は、住所を特定されてしまう可能性が高いため、注意してください。
YouTubeがあればライブ配信はできますが、アバターの表示や音声編集、画面にエフェクトを表示させたい場合は、ソフトウェアを利用するのがいいでしょう。
おすすめのソフトウェアには、完全無料で使える「OBS Studio」やプロが利用することの多い「XSplit Broadcaster」などがあります。
YouTubeに対応しているソフトウェアの中でも、有料、無料のものがあり、所持しているパソコンに合わないものもあるため、料金なども考えながら、慎重に選ぶようにしましょう。
YouTube Liveのセットアッププロセス
ライブ配信前は、ライブイベントを作成する必要があります。
- YouTubeStudioを使ったライブイベントの作成
- ストリームキーの設定と配信ソフトウェアとの連携方法
について解説します。
YouTube Studioを使ったライブイベントの作成
YouTube Studioで新しいライブイベントを作成します。
【PCでのライブ配信方法】
- YouTubeにログイン
- 画面右上の作成をクリック
- 「ライブ配信を開始」をクリック
※ライブ配信が有効になるまで、最大24時間かかることも。配信日時が確定したら、必ず有効になっているか確認しておきましょう。
【パソコンでのライブ配信方法】
- スマートフォンでYouTubeアプリを起動
- 画面の下部分にある作成アイコンをタップ
- 「ライブ配信を開始」をタップ
※PC同様、ライブ配信が有効になるまで、最大24時間かかります。そのため、配信日時が決定次第、準備に取り掛かりましょう。
また先述しましたが、モバイル配信のみの条件もあるので、注意してください。
この場所で、ライブ配信のタイトルや説明文の入力、設定の管理が可能です。
ストリームキーの設定と配信ソフトウェアとの連携方法
エンコーダ配信をする場合、ウェブカメラやマイクなどの接続が必要になります。この接続をエンコーダ内で設定する必要があります。
以下の画像を見ると分かりやすいと思うのですが、ライブ配信者は基本的にマイクやカメラ、ヘッドセットを利用します。
マイクやウェブカメラ、エンコーダを接続して、ライブのサーバーURLとストリームキー(暗証キー)を配信ソフトウェアにペーストすれば連携が完了します。
画像引用:YouTubeヘルプ
画像引用:YouTubeヘルプ
ライブ配信中のポイントとテクニック
リアルタイムで視聴者と繋がれるライブ配信は、コミュニケーションをとるのに最適な場です。
- コメントやスーパーチャット(投げ銭)機能の活用
- ライブ配信中のトラブルシューティング
について解説します。
視聴者とのコミュニケーション:コメントやスーパーチャットの活用
視聴者との交流はライブ配信の醍醐味。送られてくるコメントに対しての反応、返信を忘れないように心がけましょう。
また、スーパーチャット機能を積極的に活用するのがおすすめ。一般的にスパチャと呼ばれる機能であり、視聴者からの投げ銭を受け取ることができます。
ライブ配信中のトラブルシューティング
ライブ中に発生する可能性のあるトラブルに備え、基本的なトラブルシューティング技術を身につけておきましょう。接続の不具合や音声の問題などに即時に対応できることが理想です。
ライブ配信後のフォローアップ
ライブ配信後、その時間に視聴できなかった視聴者からアーカイブに残してほしいと頼まれることもあるでしょう。
ライブ配信を動画としてチャンネルに残すことも可能です。また、配信後にどこが良かったのか、なにが悪かったのか、分析することで、次に配信するときにより良い時間を視聴者に提供できます。
ライブ配信後のフォローアップもしっかりと行いましょう。
ライブ配信のアーカイブと後処理
YouTubeでは、ライブ配信時間が12時間未満の場合、自動的にアーカイブになり、チャンネルに動画を残すことができます。
YouTube Studioのプライバシー設定で公開、削除の設定が可能です。
配信後の分析と視聴者フィードバックの活用
YouTube Analyticsを活用して配信のパフォーマンスを分析し、視聴者からのフィードバックを取り入れて、次回のライブ配信に向けて改善点を見つけましょう。