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【公式】YouTube動画公開前にチェック!注意すべきポイント完全ガイド

YouTube動画公開前にチェック!注意すべきポイント完全ガイド

多くの人が利用している世界最大の動画共有サービスであるYouTube。多くのクリエイターが日々動画をアップロードし、視聴者とのコミュニケーションを強化しています。

しかし、動画を公開する前に注意すべきポイントがいくつかあります。

この記事では、YouTube動画を公開する前にチェックすべきポイントを完全ガイドしますので、ぜひ最後までご覧ください。

YouTube動画公開で注意すべき内容とは?

YouTube動画を公開する際には、いくつかの要点に注意する必要があります。

  • コンテンツの品質と著作権
  • コメントとコミュニティガイドライン
  • アクセシビリティの確保
  • データプライバシーとセキュリティ

以下では、これらの注意点をまとめています。どれもYouTubeを続けていく上で大切なことなので、理解しておきましょう。

コンテンツの品質と著作権

YouTubeで動画を公開するときは、動画コンテンツの品質確認や著作権に問題がないかの確認作業が必須です。

  • 映像と音声の品質確認
  • 著作権や使用許可に関する注意点

について解説します。

映像と音声の品質確認

視聴者が途中で視聴を辞めてしまわないように、映像、音声の確認は公開前に必ず行うようにしましょう。確認しないで動画を公開してしまい、後で問題が発生した場合、動画を削除しなくてはいけない可能性も出てきます。

映像がぶれていないか、映してはいけないものが画面内に入っていないか、画質は問題ないかの確認は必ず行ってください。公開前であれば、編集で修正が可能です。

また、音声の確認も忘れずに行いましょう。雑音がたくさん入ってしまっている動画を視聴し続ける視聴者は少ないです。

多少雑音が入っているくらいであれば、テロップなどで注意書きをしておくことも可能です。

著作権や使用許可に関する注意点

著作権や使用許可に関する注意は、YouTubeで動画制作するにあたって不可欠です。

まず、他者のコンテンツを使用する場合、その著作権を尊重し法的な問題を回避することが求められます。

ライセンスや使用条件を確認し、適切な権利を取得するか、公共ドメインのコンテンツを使用するよう心掛けてください。

また、著作権侵害を避けるためには、フリー素材を動画に使用するのが一番安心です。フリー素材は、WEB上で無料配布されているので、調べてみてください。

著作権に関しての知識を十分に得ることで、動画コンテンツ制作者が法的トラブルから守られるだけでなく、YouTubeコミュニティとの信頼関係の構築にも繋がります。

他者の知的財産権を尊重し、正当な権利を確実に取得することで、クリエイターとしての信頼性を高め、コンテンツの長期的な成功に繋げることができるのです。

コメントとコミュニティガイドライン

YouTubeには、コミュニティガイドラインがあります。違反しているチャンネルには、違反すると違反警告を受けてしまい、続けて違反を繰り返すと数週間動画が投稿できなくなり、最終的にチャンネルを永久に削除されてしまうので、注意してください。

YouTubeを続けていくためには、視聴者から寄せられるコメントにも注意してください。モデレーターをお願いし、モラルのあるチャンネルにするように心掛けると良いでしょう。

コメントの管理とモデレーション

YouTubeでは、動画、ライブ配信時にモデレーターがコメントやメッセージの確認・管理ができます。標準モデレーターと管理モデレーターを選択することが可能。

【標準モデレーターができること】

  • チャンネルにアクセス(チャット参加者を知ることができる)
  • ユーザーのタイムアウト(悪質なコメントをするユーザーがメッセージ送信を禁止にできる)
  • 削除(悪質なコメントやメッセージを削除することができる)
  • チャンネルに非表示(特定のユーザーを非表示にすることができ、コメントなどが他ユーザーに表示されなくなる)
  • メッセージの確認(不適切なコメント・メッセージの表示・非表示を選べる)

【管理モデレーターができること】

  • コミュニティのデフォルト設定(不適切なコメントをシステムが自動的に検出)
  • チャットの切り替え(有効・無効の設定をいつでも切り替えることができる)
  • 参加モード(チャンネル登録者限定やメンバー限定などチャットの参加を変更できる)
  • メッセージ待機(ユーザーがメッセージ・チャットを送信する頻度を制限できる)
  • 単語をブロック(特定の単語を含むメッセージをブロックすることができる)

管理モデレーターは、標準モデレーターより操作できる範囲が広く、信頼できる人にお願いするといいでしょう。

ライブ配信中や動画のコメントなどで不適切、悪質なコメントが溢れてしまうと他視聴者にも迷惑がかかり、視聴を辞めてしまう可能性があります。モラルを維持するためにも、信頼できる人にモデレーターを依頼しておきましょう。

YouTubeのコミュニティガイドラインへの準拠

YouTubeはコミュニティガイドラインを設けており、これに準拠することが求められています。公正で尊重されるコミュニティを維持するために、ガイドラインを確認し、守るようにしてください。

▼YouTubeのコミュニティガイドラインは以下から確認できます。

YouTubeヘルプ YouTubeのコミュニティ ガイドライン

アクセシビリティの確保

字幕追加や言語サポートを通じてアクセシビリティを確保し、視覚・聴覚障がい者にも対応した動画コンテンツ提供を心掛けましょう。

字幕の追加と言語のサポート

聴覚に制約がある視聴者にもアクセス可能な動画コンテンツを提供するために、字幕の追加や言語のサポートが重要です。

YouTube Studioにログインすると、字幕を追加することができるので、実践してみてください。幅広い視聴者層に対応するためには大切なことです。

視覚障害者や聴覚障害者への配慮

多様なユーザーに対応するため、視覚障がい者や聴覚障がい者への考慮は必ず行っておきましょう。

先述しましたが、動画を制作する際は、字幕の追加や言語のサポートに考慮した動画を作るように工夫するといいです。

データプライバシーとセキュリティ

安全にYouTubeを続けていくために、個人情報の保護とセキュリティを徹底しましょう。

個人情報の保護

YouTube動画を公開する際には、視聴者の個人情報の保護が極めて重要です。

動画内では、コメントやコンテンツにおいて視聴者の個人情報が公開されないよう注意しましょう。住所や電話番号などの個人情報の公開を避け、視聴者のプライバシーを保護してください。

野外や店で撮影する場合は、事前に撮影許可を得ておくとスムーズに撮影が進みます。

また、YouTubeの機能を活用して個人情報の不正を防ぐことも。コメントモデレーション機能を使用して不適切なコメントを制限し、プライバシー設定やアカウントセキュリティを強化しましょう。

セキュリティ問題に関するガイドライン

YouTubeでは、情報を保護するためにセキュリティ対策をしています。しかし、自身でも対策をすることが大切。セキュリティを確保するため、強力なパスワードを使用して、二段階認証を有効にしましょう。

また、定期的にセキュリティガイドラインを確認し、最新の情報を取得するように注意しましょう。

まとめ

YouTube公開前にチェックすべき注意点をまとめました。YouTubeは、世界最大の動画共有サービスのため、一度動画が公開されれば、国を問わずさまざまな人が動画を視聴できます。

YouTube動画を公開する際には、コンテンツの品質、著作権の尊重、コメントの適切な管理、アクセシビリティの確保、そしてデータプライバシーとセキュリティの確保など、多岐にわたるポイントに留意しましょう。

安心安全のチャンネルを維持し続けていくには、公開前の動画チェックを慎重に行う必要があります。この記事を参考に注意すべきポイントをぜひ覚えてください。