国内YouTubeの利用率は?チャンネル運用で重要な3つの指標!
国内10代~40代のYouTube利用率は90%以上
引用:総務省情報通信政策研究所_令和4年8月
「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
現在、国内の主要なSNSといえばLINE・Twitter・Instagram・Facebook・YouTubeが挙げられます。
LINEといえばスマホを持っている9割以上が連絡手段として使用していて、スマホを持つ人にとっては必須アプリになっています。
しかしそのLINEの利用率に僅差のところまで迫っているのがYouTubeです。
YouTubeの利用率を見ると、50〜60代はLINEに多少劣るものの10〜40代にかけては、ほぼLINEと同様の利用率になっています。
しかし、LINEは主に連絡手段としての用途が高いので、アプリやサイトの「利用時間」を比べたら、動画視聴が目的のYouTubeが圧倒的に長いでしょう。
ということは、国内のSNSの中でもっとも長い時間利用されているのがYouTubeということになります。
今の日本国内ではYouTubeはとても重要な立ち位置にいることが分かります。
YouTubeチャンネルの運用で見るべき3つの指標
今や国内の誰しもが使っているYouTubeですが、視聴だけではなく自分でYouTubeチャンネルを運用したい、という人も増えてきました。
という事で、YouTubeチャンネルを運用していく上で重要な3つの指標を解説していきます。
1)表示回数
これはYouTubeユーザーに自分の動画のサムネイルが表示された回数です。
インプレッション数とも言い、見るべき指標としてはとても重要な数字です。
「サムネが表示される」→「サムネをクリック」→「動画を視聴」という流れでユーザーは動画を視聴するので、スタートのインプレッション数がそもそも少ないと視聴回数も伸びません。
2)クリック率
クリック率とは、ユーザーに表示されたサムネイルをクリックされた回数から割り出されます。
例えば、表示回数が100回の内クリックされた数が30回なら「クリック率30%」になるわけです。
クリック率はサムネイルがいかに目立つか、興味を引くかで大差がつくので、魅力的なサムネイルを心がけましょう。
3)視聴者維持率
視聴者維持率とは、ユーザーが動画をどれだけ継続して視聴したかを示す指標です。
10分ほどの動画なら視聴者維持率の平均は40%前後と言われています。
視聴者が動画のどこで離脱しているのか、他の動画の維持率と比較するなど、動画分析するには使い勝手のいい指標です。
チャンネル運用のポイントはユーザーを飽きさせない動画にする
YouTubeチャンネルを運用するに当たって、まず「どんなチャンネルにするのか」という方向性を決める事が重要です。
チャンネルの方向性が決まれば「ターゲット設定」ができるので、そのユーザーに向けての動画を作成できれば動画も伸びやすいです。
ターゲット設定は「どんな人に見てほしいか」というところを考察して、ターゲットを決めます。
ターゲットが設定できれば、そのユーザーに向けた言葉や説明、共感できる内容など、ターゲットに絞った動画を作る事ができます。
実は幅広いユーザーをターゲットにしてしまうと専門性が薄れ、ユーザーも飽きやすくなりチャンネルも伸びません。
しっかりユーザーを絞ることでチャンネルの専門性が高くなり、ファンが付きやすくチャンネルも伸びる傾向にあります。
そしてユーザーを飽きさせないもう一つのポイントは「チャンネルの更新頻度を高める」ことです。
更新が不定期なチャンネルよりも更新頻度の高いチャンネルの方が、登録者数は伸びる傾向にあります。毎日更新が理想ではありますが、毎週◯曜日◯時更新という感じで定期的に更新することで、ユーザーにもチャンネルの更新日が定着しやすくなります。
ここでターゲット設定ができていれば、ターゲットの生活リズムに合わせて更新することができるので、動画視聴の習慣化を狙えます。
YouTubeチャンネルの運用には、これらのポイントが重要になってきますので、ぜひ実践してみてください。